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【司法書士先生の必需品ブログ 第24回】司法書士先生の仕事を支える印刷物 #2登記識別情報の「表紙」は、何のためにあるのでしょうか?

前回は、登記識別情報の封筒についてお話ししました。

今回は、その封筒と一緒に使われることの多い「登記識別情報の表紙」についてです。

森の印刷屋では12年以上、司法書士の先生方の

登記識別情報用の表紙を作らせていただいています。

その中で感じるのは、先生によって選ばれる表紙が本当にさまざまだということです。

柄の入った重厚感のある表紙。

柄はなく、紙そのものの質感を生かしたシンプルな表紙。

落ち着いた色のものもあれば、少し明るい色を選ばれる先生もいらっしゃいます。

では、そもそもなぜ登記識別情報に「表紙」を付けるのでしょうか。

長く保管される書類だから

登記識別情報は、受け取って数カ月で不要になるような書類ではありません。

不動産を所有している間、長く大切に保管されることになります。

そのため、先生方から表紙についてお話を伺っていると、

「長く持ってもらうものだから、しっかりした紙にしたい」

という声をよく聞きます。

一般的なコピー用紙のような薄い紙ではなく、ある程度厚みがあり、

丈夫な用紙が選ばれるのもそのためです。

私たちも、単に見栄えを良くするための表紙ではなく、

大切な書類を長く保管するための表紙

という考え方を大切にしています。

以前は「柄入り」が多かったのですが……

森の印刷屋では、登記識別情報の表紙として複数の用紙をご用意しています。

長年人気があるのは、柄の入った厚手の用紙です。

いわゆる昔の「権利書」を思わせるような、少し重厚感のある仕上がりになります。

ところが最近、先生方の好みに少し変化を感じています。

「柄はなくてもいいので、上質で丈夫な紙が欲しい」

というご要望が増えてきました。

これは興味深い変化だと思っています。

大切な書類だから高級感は欲しい。

でも、必要以上に飾る必要はない。

そんな考え方の先生が増えているのかもしれません。

シンプルだから、安いということではありません

ここは、私たちも大切にしているところです。

「柄がない」ということと、「普通の紙を使う」ということは違います。

見た目はシンプルでも、手に取った時に、

「しっかりしている」

「長く保管できそうだ」

と感じられるもの。

そういう表紙もあります。

最近は事務所のホームページや名刺なども、非常にシンプルなデザインが増えています。

それに合わせて、登記識別情報の表紙もシンプルに統一する。

そんな選び方も自然だと思います。

一方で、柄入りの良さもあります

もちろん、昔ながらの柄入り用紙が古くなったという意味ではありません。

今でも柄入りの表紙を好まれる先生はたくさんいらっしゃいます。

重厚感がありますし、お客様が受け取った時に、

「大切な書類なんだ」と直感的に感じてもらいやすい。

これは柄入りの表紙ならではの良さです。

つまり、柄入りと無地のどちらが良い、という話ではない

のだと思います。

先生がどのような印象でお客様へ書類をお渡ししたいのか。

そこから選んでいただくものではないでしょうか。

色にも、先生らしさがあります

表紙のデザインを作っていると、色の選び方にも先生それぞれの個性が出ます。

紺や緑などの落ち着いた色。

茶系の重厚感のある色。

やわらかな色合い。

女性の先生からは、ピンク系のデザインをご希望いただくこともあります。

司法書士の印刷物だからといって、「この色でなければならない」

という決まりはありません。

事務所のイメージや先生のお好みに合わせて選んでいただいて良いと思っています。

むしろ、長く使うものだからこそ、先生ご自身が気に入って使えること

も大切ではないでしょうか。

表紙と封筒を揃える

そして、表紙を作る時に考えていただきたいのが「封筒との組み合わせ」です。

表紙と封筒を別々に見ると、それぞれ一つの印刷物です。

しかし、お客様へお渡しする時は、

表紙に書類をまとめ、その表紙を封筒に入れる。

この二つが一緒になります。

そこで表紙と封筒の色やデザイン、事務所名の入れ方などを揃えると

全体として非常に整った印象になります。

決済の場で銀行や不動産会社の方の目に触れた時にも、

「きちんと準備されている事務所だな」

という印象につながるかもしれません。

派手な宣伝ではありません。

でも、こういう小さなところに先生の仕事に対する姿勢が表れるのだと思います。

「どれを選べばいいか分からない」でも大丈夫です

初めて表紙を作られる先生から、

「どんな紙がいいですか?」

「皆さん、どんな色を選ばれていますか?」

と聞かれることがあります。

もちろん、私たちからもご提案します。

これまで多くの先生方の表紙を作ってきましたので、

「落ち着いた感じにしたい」

「できるだけシンプルにしたい」

「少し女性らしい雰囲気にしたい」

といった程度でも構いません。

そこから一緒に考えることができます。

表紙一枚にも、理由があります

登記識別情報の表紙。

一見すると、とてもシンプルな印刷物です。

しかし、12年以上作り続けていると、先生方が紙の厚さや柄、色、デザインに

こだわられる理由が少しずつ分かってきました。

大切な書類を守るため。

長く保管していただくため。

お客様へきちんとした形でお渡しするため。

そして、先生らしさを少しだけ伝えるため。

表紙一枚にも、先生の仕事を支える役割があります。

森の印刷屋では、これからも先生方の声を聞きながら、時代や好みの変化に合わせた

表紙をご提案していきたいと思っています。

次回は、この「表紙」と前回ご紹介した「封筒」を組み合わせた、

登記識別情報の封筒・表紙セットについてお話しします。

なぜ森の印刷屋では、名入れした封筒と表紙を20部から作れるようにしているのか。

そこにも、先生方から教えていただいた理由があります。

森の印刷屋

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